投稿を見て、プロフィールを開く。
そこまでは来てくれたのに、 その先で何を見ればいいか分からない。
会社の名前は書いてある。 事業内容も並んでいる。 リンクも置いてある。
でも、いま見た投稿と、 そこに書かれていることがつながっていない。
これでは、せっかく興味を持ってくれた人も迷います。
投稿の数字が伸びたあと、 私たちが見たいのは、その人が次に進めたかどうかです。
伸びた投稿の先に、受け皿はあるか。
01.投稿のあと、何をしてほしいか。
すべての投稿が、プロフィールへの移動を目的にするわけではありません。
その場で情報を知ってもらえればいい投稿もあります。 保存して、あとで見返してほしい投稿もあります。
一方で、商品をもっと知ってほしい。 施設に行く前に、別の情報も見てほしい。 相談につなげたい。
そういう投稿には、続きがあります。
投稿を見る。 プロフィールを開く。 固定された投稿を見る。 必要ならサイトへ進む。
どこまで進んでほしいのかによって、 用意すべき受け皿は変わります。
まず、その投稿がどこへ人を連れていくのかを決める。
そこが曖昧なまま、投稿だけを強くしても、 人が迷う場所を増やしてしまうことがあります。
02.プロフィールに、答えがあるか。
プロフィールを、会社案内の短縮版にするだけでは足りないことがあります。
投稿を見て訪れた人は、 会社の沿革を最初に知りたいとは限りません。
「この商品はどこで買えるのか」
「この施設には、ほかにどんな店があるのか」
「この会社は、自分の悩みに対応しているのか」
知りたいことは、投稿によって違います。
プロフィールの短い説明。 固定している投稿。 ハイライト。 リンク先。
そこに、投稿から来た人への答えがあるか。
全部をプロフィールに詰め込む必要はありません。
ただ、次に見るべき場所が分かるようにはしておきたい。
03.投稿で生まれた期待を、受け止める。
例えば、動画で一つの商品を丁寧に紹介したとします。
見た人が「もっと詳しく知りたい」と思ってプロフィールへ来たのに、 最初に見えるのが、何か月も前の別のキャンペーンだったらどうでしょう。
サイトへ進めても、 その商品がどこにあるか分からなかったらどうでしょう。
投稿は約束をつくります。
その約束に対する答えが、 プロフィールやサイトに見当たらない。
このずれは、投稿の再生数だけを見ていても分かりません。
逆に、投稿の内容と、次に見る場所が自然につながっていれば、 強く誘導しなくても進めることがあります。
受け皿を整えるというのは、 リンクを増やすことではありません。
投稿を見た人の関心を、次の場所でも途切れさせないことです。
04.どこで止まったかを見る。
投稿のリーチは大きい。 でも、プロフィールには来ていない。
その場合は、投稿を見て終わる内容だったのかもしれません。 そもそも移動を求める投稿ではなかったのかもしれません。
プロフィールには来ている。 でも、その先には進んでいない。
その場合は、プロフィールに答えがないのか。 次に何を見ればいいか分かりにくいのか。
サイトにも来ている。 でも、そこで止まっている。
それなら、サイトの内容や導線を見る必要があります。
もちろん、投稿とプロフィールの数字を並べただけで、 一人ひとりの動きが正確に分かるわけではありません。
媒体の数字、サイト側の計測、 実際に寄せられる質問も合わせて見ます。
大事なのは、すべてを投稿の出来で説明しないこと。
止まった場所が違えば、直す場所も違います。
05.投稿を増やす前に、整える。
投稿が伸びないと、次の投稿を考えます。
それは必要です。
でも、すでに興味を持って プロフィールやサイトまで来てくれる人がいるなら、 投稿を増やす前に、受け皿を見直した方がいいこともあります。
プロフィールから、何が分かるか。 固定投稿は、いま伝えたいことと合っているか。 リンク先で、迷わず続きを読めるか。
特別な機能を足す話ではありません。
投稿から続く道を、 自分たちでも一度たどってみる。
投稿の外に出た人を、迷わせない。
いい投稿をつくることと、 その投稿から来た人を迎えること。
どちらも、SNS運用の仕事です。
投稿の先にあるものまで見て初めて、 そのCreativeが何をつくったのかを考えられると思っています。
