SNSで情報を探す時代 テレビ広告の世界でも、「○○で検索」とWebへの誘導が多かったのが、ここ数年は「#○○○(商品名など)」といったハッシュタグ検索を促すものが増えています。多くの人が「Google検索」ではなく、「ハッシュタグ検索」をすることへのシフトが広まり始めているのでしょう。 インスタをはじめとしたSNSがなぜここまで広まっているのか。 ウェブサイトに比べると「リアルタイム性」に優れており更新頻度も高く、常に新しい情報が湯水のように湧いて出てくるインスタグラム。これらは「鮮度」を求める現代生活者のニーズにしっかり沿っているのでしょう。 さて、そんなInstagramをはじめとしたSNSを取り巻く環境ですが、「スマホ」の普及で「情報の最適単位」が「ウェブサイト」から「SNS上のポスト」に移って来ています。 ずっとスクロールしていって、最後まで見ないと情報が完結しない…というのは今のユーザーにとっては負担なのでしょう。いまInstagramユーザーは、フィードをスクロールするのではなく、ストーリーズをひたすらたっぷすることでコンテンツを消費することに慣れつつあります。 これはUX視点でも非常に面白く興味深い現象ですね。 そういったことも含めて、企業のマーケティングの観点からも、どうコミュニケーションをとっていくか、どうコミュニティーを築いていくか、、がさらに重要になっていくでしょう。