Instagramのタイアップ広告コードは、投稿時だけでなく、公開後のPost・Story・Reelからでも発行できます。

Meta公式では、Instagramでアーカイブしたコンテンツや hidden Collab posts も、利用条件を満たせばタイアップ広告に使えると案内されています。コードは同時に最大2 partnersまで利用できます。

そして重要なのが、Get partnership ad codeをOFFにしても、そのコードですでに配信中の広告は止まらないことです。OFFにすると止められるのは、そのコードを使った新しい広告の作成です。

01.先に結論

Instagramのタイアップ広告コードは、コンテンツの作成時にも、公開後にも発行できます。対象として公式手順に記載されているのはPost・Story・Reelです。

Instagramでは、投稿をアーカイブしても広告主のコードアクセスや広告利用権限が自動的に消えるわけではありません。また、コードをOFFにしても既存の配信中広告は継続します。

投稿を見えなくする操作、コードから新規広告を作れなくする操作、すでに配信中の広告を止める操作は、同じではありません。

02.Instagramのタイアップ広告コードとは?

クリエイターが広告主へ共有し、自分のコンテンツをタイアップ広告として利用できるようにするためのコードです。

コードを受け取ったpartnerは、そのコンテンツを使ってクリエイターまたは両者のアカウントをヘッダーに表示するタイアップ広告を作成できます。

03.広告コードはどこから出す?

公開済みコンテンツから発行するInstagram公式手順は次のとおりです。日本語UI名はアプリの表示と一致しない可能性があるため、公式英語表記を併記します。

STEP 01

対象のPost・Story・Reelを開く

Instagramプロフィールから、タイアップ広告に使う公開済みコンテンツを選びます。

STEP 02

三点メニューを開く

PostとReelは右上、Storyは右下の三点メニューから操作します。

STEP 03

コードをONにして共有する

Partnership label and adsを開き、Get partnership ad codeをONにします。表示されたコードをCopyするか、Shareからpartnerへ送ります。

投稿作成時に発行する場合も、Post・Story・Reelの作成画面からPartnership label and adsを開き、Get partnership ad codeをONにします。

04.投稿したあとでもコードは出せる?

はい。公開後でも発行できます。

Meta公式は、Instagramでコンテンツを作成するときだけでなく、すでに公開済みのコンテンツからもコードを発行できると明記しています。

投稿時にコードを設定し忘れたことだけを理由に、同じコンテンツを投稿し直す必要はありません。ただし、アカウントが公式の利用要件を満たし、コンテンツがタイアップ広告で利用できる形式である必要があります。

05.投稿をアーカイブしたら広告は止まる?

Instagramでは、アーカイブしただけで広告が止まるとは限りません。

Meta公式では、Instagramコンテンツをアーカイブしても、広告主の広告コードへのアクセスは削除されないと案内されています。また、Allow brand partner to boost が有効なままであれば、アーカイブしても広告主がコンテンツを広告利用する権限は削除されません。

つまり、プロフィール上でオーガニック投稿を非表示にすることと、広告利用権限を取り消すことは別です。

なお、Meta公式はアーカイブ済みFacebookコンテンツはタイアップ広告にできないと説明しています。これはInstagramとは異なる仕様であり、本記事ではInstagramの扱いを説明しています。

06.Collab投稿はどうなる?

Meta公式では、hidden Collab posts もタイアップ広告として利用できると案内されています。

ただし、今回確認した公式ページでは hidden Collab posts が具体的にどの操作・状態を指すかまでは説明されていません。また、共同投稿者を削除した投稿や、共同投稿を解除した投稿でもコードが継続利用できるとは明記されていません。

したがって、Meta公式ではhidden Collab postsが広告利用可能とされていますが、共同投稿者を削除したケースまで同一仕様とは断定できません。

07.1つのコードは何社まで使える?

Meta公式では、広告コードは同時に最大2 partnersまで利用できると案内されています。

公式表現は partners です。「2広告アカウント」など、別の単位へは言い換えられません。同じコードを共有する場合は、同時利用するpartnersが最大2であることを確認してください。

08.コードをOFFにしたら広告は止まる?

配信中の広告は止まりません。

Get partnership ad codeをOFFにすると、そのコードを使った新しい広告の作成を止められます。一方で、そのコードを使ってすでに配信中の広告は継続するとMeta公式に明記されています。

「コードをOFFにした=現在の広告配信も停止した」と判断しないでください。配信そのものを終了したい場合は、コードのON / OFFだけでなく、対象広告とタイアップ広告の権限状態を広告主側と確認する必要があります。

09.実務ではどうしている?

NISHIMURA & Co.では、「広告利用が終わったので投稿をアーカイブすれば完了」とは判断しません。

投稿の表示状態と広告利用の権限は別に管理される場合があります。広告利用を終了したいときは、投稿を非表示にするだけでなく、広告コード、タイアップ広告の権限、配信中広告の状態を確認します。

必要な対応は案件の契約や運用方法によって異なります。一律の終了手順として決めつけず、クリエイターと広告主の双方で対象コンテンツと権限を確認することが重要です。

10.よくある質問

投稿後でも広告コードを出せる?

はい。公開済みのPost・Story・Reelから発行できます。対象コンテンツの三点メニューからPartnership label and adsを開き、Get partnership ad codeをONにします。

アーカイブしたら広告も止まる?

Instagramでは、アーカイブしただけで広告利用権限が自動的に消えるとは限りません。Meta公式では、コードへのアクセスは残り、Allow brand partner to boostが有効なままなら広告主の広告利用権限も削除されないと案内されています。

コードをOFFにしたら配信中広告は止まる?

いいえ。そのコードを使った新しい広告の作成は止められますが、すでに配信中の広告は継続します。

同じコードを複数の広告主へ渡せる?

Meta公式では、広告コードは同時に最大2 partnersまで利用できると案内されています。公式記載を超えて、広告アカウントなど別の単位へは言い換えられません。

Collab投稿でも使える?

Meta公式はhidden Collab postsを利用可能としています。ただし、その用語の具体的な状態や、共同投稿者を削除・共同投稿を解除したケースまで同じ仕様かは、今回確認した公式情報では断定できません。

投稿を削除した場合は?

今回確認したMeta公式ページは、アーカイブ済みInstagramコンテンツについては説明していますが、削除したコンテンツのコードや配信中広告がどう扱われるかは明記していません。アーカイブと削除を同一視せず、削除前に広告主と配信・権限状態を確認してください。

Storyでも広告コードを出せる?

はい。Meta公式のコード発行手順はStoryも対象です。公開後のStoryでは右下の三点メニューからPartnership label and adsを開きます。ただし、コンテンツ自体がStoriesのタイアップ広告で利用できる形式である必要があります。